考え方 〜スポーツから見える日本人の考え方〜

先日、私の所属ジムで一緒に練習をしている

仲間がアマチュアの試合に出場したので

セコンドに付かせてもらった。

出場した興業は

「NICE MIDDLE」という

いわゆる親父ファイトだ。

以前試合して勝っている相手との

リベンジマッチで

お互いに手の内はわかった上での試合だ。

以前負けた方は挑戦者として

失う物がないが、

勝った方はプレッシャーがかかる。

そんなプレッシャーを乗り越えて

見事判定勝利。

勝った後の安心した笑顔が忘れられないほど

試合の前後の表情は違った。

試合した選手は今まで、

10戦ほどしていて無敗だったと思う。

練習を見ても試合を見ても

アマチュアでは

負ける事は、ほぼ無いと思うし、

実際に結果を出してきた強い選手だ。

そんな選手でも試合前の控え室の

表情は固い。

集中している事もあるが、

色々な思いが飛び交って、

それを自分の中で処理している。

リングの上で闘う事、

人前で闘う事はそれ程のプレッシャーだし、

非現実の世界だ。

リングの上に上がった事のない人ほど

試合を見て

「俺の方が強い」とか、

「俺なら勝てる」とか、

言う人がいるけど、

そういう人の事を思うと

なんの想像力もないし、

人の努力とかプロセスとか、

裏側の事というか、

見えていない部分を全く見ようとしていない、

考えの浅い人だと思ってしまう。

以前も同じ興業に出場した選手がいたが、

結果は1ラウンド、30秒ほどでのKO負け。

結果は受け止めるしかないし、

そこに向かう勇気、

リングの上に立たなければ負けるという

結果さえも生まれない。

そのチャレンジ精神だけでも

素晴らしい。

しかし、その方の息子さんは

(まさかの息子さんでした汗)

まだ10歳も行っていなかったのでしょうがないかもしれないが、

「あんなに早く負けちゃって情けない。」

と言った。

私は出場した方の息子さんだったが、

その子もジムに通っていたので、

自分の後輩という事もあって、

そこは強く指摘した。

自分自身はプロとしてやっているので

(その辺りは子供とはいえ関係ありません、

リスペクトする事は親子で照れがあろうがしなければいけませんし、認めるところは認めなければいけません。良い所は良い、悪いこと所は悪いと言うべきと思っています。)

結果はとても重要と考えているが、

結果よりも

プロセスやチャレンジ精神というところに

目が行きます。

以前、ビジネスの勉強で

教えて頂いたのですが、

話し方や理解の仕方にも

欧米人と日本人では全く違うという事を

教わりそれを思い出しました。

日本人と欧米人では理解のプロセスが違うらしい。

それは言語の順番にもあり、

欧米は

主語→述語→修飾語となるが

日本は

主語→修飾語→述語

となる。

欧米は結果が先に来て

後で理由を話す言語の順番になっているが

日本語は結果が最後に来て

理由が最初に来る、

そして、その理由から色々と自分で考えて

物事を判断する脳の仕組みが出来ており

結果が出なくても、

プロセスを聞けば結果を理解する

想像力があるようだ。

ビジネスの中でよく言われるのが

「結果から話せ!」といわれるが、

相手が日本人なのか?

欧米人なのか?

で、自分が伝えたい内容の理解のプロセスが

違うので本当に伝える為には

どの順番で話すか?

を理解しておくことが重要だ。

試合に戻るが、

私は実際にスポーツをしていて、

プロセスの方を見る傾向にある。

典型的な日本人脳の人間だ。

スポーツはエンターテイメントで、

欧米から入って来たものも多いが、

日本でやる以上、

日本人に伝わりやすい

エンターテイメントである必要があると思う

その人のその試合にかける思い。

プロセスなどが見えたり、

伝わったりすれば

もっとスポーツの見え方も変わってくるんではないか?

そして、私自身は結果は大切だけど

プロセスの方を集中してみたい、

日本人の考え方なので、

チャレンジしている人の事を軽く見られるのはあまり好きではない。

そんな事を今日の試合を見て改めて思った。

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